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放射能に関する情報


私ども田舎日記農業体験には、首都圏在住の方を中心に数多くのお客様にご利用頂いております。福島原発事故以降、放射能に関する懸念から、農業体験を中止する方、農作物の購入を停止される方、これまで東北で体験されたが代替地としてお越し頂く方、食について見直したいと考えている方、自らの食は確保したいと考える方(特に収穫物がセットになったオーナー制度)と様々です。トータルの農業体験人数としては、ほぼ横ばいという状況です。


私どものスタッフにも小さな子供がいます。自分の子供を守るために「安全なんでしょうか?」というお問合せを頂きますが、最終的に判断頂くのはお客様ご本人であると考えます。しかしながら、「数値があるから」や「千葉県だから」という安易な考えではなく、きちんとした判断材料をもとに独自の結論に至ることが必要であると考えております。本情報を閲覧したうえで「行けない」という結論になることもあるかもしれません。これらの本質と因果関係を『学ぶこと』が今後放射能と長く付き合っていく日本人には必要なことであると考えております。従いまして、2012年度より放射能に関する情報をご案内します。なお、田舎日記で利用する田んぼの管理運営は、地元の農業生産法人に管理を委託しております。



■田んぼの土壌分析について
田んぼに含まれる放射能セシウムの分析値においては、個別の圃場では実施しておりません。参考データとして、農林水産省及び千葉県発表の調査結果をご参照ください。

千葉県農地土壌中の放射能セシウムの分析値(土壌平均):225.35Bq/kg
千葉県農地土壌中の放射能セシウムの分析値(水田平均):551.48Bq/kg
山武地区の農地土壌中の放射能セシウムの分析値(土壌平均):81.77Bq/kg
山武地区の農地土壌中の放射能セシウムの分析値(水田平均):90Bq/kg
体験水田のある横芝光町の農地土壌中の放射能セシウムの分析値:89Bq/kg

千葉県農地土壌中の放射能セシウムの分析値(農林水産省)
水田土壌の放射性セシウム濃度の調査結果について(千葉県)

※参考
自然放射線量というものがあります。『ベクレルの数字があるから危険』というのは間違いなのです。日本全国で福島原発事故の前から、自然放射能があります。(日本地質学会



■田んぼで利用する資材に関して
農薬・化学肥料を一切使用せず、以下の資材を利用しております。

(1)稲わら
稲わらは、当該圃場で米の副産物として出来たものを、コンバイン等によって粉砕し、トラクターロータリーによって地中にすき込んでおります。当圃場のある横芝光町は、空間放射線量率が千葉県内において低いため、稲わらの放射性物質の検査は行っておりません。千葉県内の稲わら等の放射線量については、以下のURLから閲覧できます。

稲わらの放射性物質検査:横芝光町は空間線量率が基準値以下のため実施せず
参考データ:堆肥(雑草・稲わら堆肥等)の放射性物質検査結果について(千葉県)

(2)米糠
米糠は、当圃場のある横芝光町町内の米糠を利用し、田植え後に雑草抑制及び窒素成分の補填として利用しております。米糠が放射性物質の暫定基準値を超えた地域は、東北のみとなっています。千葉県内においては、米糠の放射性物質の検査等を行っておりません。そのため、比較的放射線量率が高い他県のデータを参考にした結果、米糠に含まれる放射性物質は少ないと考え、米糠を利用しております。

米糠の放射性物質検査:千葉県内では実施せず
参考データ:なし

(3)カリウム含有資材
カリウムは、放射性セシウムの作物による吸収を抑制する効果が報告されています。そのため、自然界に存在するカリウム含量の多い有機資材を利用しております。キノコ類やお茶などが基準値を超えてしまうのは、このカリウムを吸いやすい農作物(その植物の特性)だからです。玄米へのセシウム移行係数は0.1です。精米して(白米にして)召し上がる場合は、0.04です。農林水産省プレスリリース



■横芝光町の空間線量について
横芝光町のホームページよりご確認ください。「千葉県測定マニュアルに基づく測定結果」における最寄施設は「横芝光町宮川1586(県営住宅集会所)」です。最寄りの学校は「白浜地区-白浜保育園と小学校」です。最寄りの公園は「横芝光町-光しおさい公園」です。
横芝光町-東日本大震災関連情報


■田んぼの空間線量について
千葉県や役場で計測している『シンチレーション式サーベイメータ』で計測した数値ではありません。目安としてお考えください。私どもでは家庭用のガイガーカウンターにて放射線量を測定しています(測定器は消費者庁「比較的安価な放射線測定器の性能」に基づき「γ線サーベイメータ」に近いデータといわれる「線量役者 SW83A改」を利用)。

2012年3月30日測定値(地面から10cm)
最小値:0.03μ㏜/h
平均値:0.08μ㏜/h
最大値:0.12μ㏜/h

※なお、春の田植え体験では、田んぼを水で覆った状態での体験となりますので、これらの数値より低くなることが昨年の計測値よりわかっております。秋の稲刈り体験では、田んぼに水はありません。